軽く、重さ2㎏はあろうかという、特大の大根です。
これが何と、1本たったの50円!(驚) ちょっと形が悪いというだけで、こんな破格値になってしまうなんて、不思議なものですよね~。 味は全然美味しいのに、ちょっと歪になっただけで、ハネ品扱いされてしまう・・・大根にとっては、とっても不本意な事でしょう。 でも僕ら貧乏人にとって、形が悪いというのは、実にありがたい事です(笑)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日の昼頃、何となくテレビを点けっぱなしにしていたら、タカ&トシの声が聞こえて来ました。 本を読む手を止め、そちらに視線を向けると、映っていたのは北海道のローカル番組『タカアンドトシのどぉーだ!』。(←本当にローカルだな:汗) どうやら今日は、お笑い芸人『ダイノジの大谷ノブ彦』をゲストに迎え、何やら訳の解らないトークを繰り広げている様でした。 で、電気代が勿体ないので消そうと思ったら、やっていたのは『真冬の怪談』というコーナー。 怪談?・・・下らないな。 そう思いながらも、何となく耳を傾けます。 すると僕の予想した通り、本当に低俗で価値のない、中身のない話でした。 簡単にその怪談の概略を説明すると、 ・ある若手芸人が、東京都内で、たった3万円という一軒家を借りる。 ・二階で眠っていると、深夜2時21分に、不意に目が覚める。 ・そして2時22分、何者かが、階段を上って来る足音が聞こえる。 ・数日それが続いたため、不動産屋を問い詰めると、どうやら二週間続けてその家に住み続けた人間はいないという。 ・その家の階段は、段数が13段。二週間は14日間なので、それまでは住めないのだそうだ。 ・過去に一度だけ二週間住み続けた人間は、14日目で奇怪な死を遂げていた。死因は何と、家の中での窒息死だというのだ。 ・仲間にその事を話す若手芸人。すると仲間たちは面白がり、二週間目までその家に、仲間たちと一緒に住み続けようと提案する。 ・一応、念のために霊能者にその家を霊視して貰うと、すぐに出て行った方が良いと言われる。 ・それでも頑なに『二週間居続ける!』と言うと、霊能者は、部屋中にお札を貼ってくれた。 ・そうして迎えた二週間目。2時22分になると、いきなり電気(照明)が消え、部屋の中に男の呻き声が響いた。 ・灯りを用意して確認すると、その若手芸人が、部屋中のお札を剥がして口の中に入れていた。呻き声は、若手芸人のものだったのだ。 概略という割には、随分と長くなってしまいましたが、そんな感じです。 で、最後は『もしもそのときにお札が無かったら、若手芸人は窒息死していただろう』・・・というオチでした。 どうです、つまんない話でしょ?(笑) まあ、テレビの中では一応盛り上がっていましたが、こんなの信じる人なんていませんよね? どんな事故物件だろうと、都内で3万円の一戸建てなんてあり得ませんし、『お札のお陰で窒息せずに済んだ』という話も、かなり無理があります。 一体どこの作家が作った話か知りませんが、人を怖がらせたいならば、もう少し頭を使うべきだと思いませんか? まず、2時22分とか13階段とか、『いかにも作った』みたいな設定は絶対に駄目でしょう。信じさせるには、もっと中途半端な数字にしないと。 と、そんな事を考えながら、ふと頭に引っかかるものがありました。 それはこの物語の、『毎晩2時21分になると目が覚める』、という部分。 毎晩、決まった時刻になると目が覚める・・・実はこれ、僕も経験があるのですよ。怪談ではありませんが、ちょっとだけ、ゾクッとする話が。 【恐がりな人は、ここから先、読んじゃ駄目です!】 これは僕がまだ高校生の頃、今と同じ真冬に経験した、ちょっとだけ奇妙な話です。 僕の家は本当に貧乏でしたので、地方自治体の経営する、六畳二間の安アパートに住んでいました。 そのアパートには鋼製のベランダがあり、そこから見える裏庭には、野良猫たちがたむろする姿がありました。 動物好きだけどアパートだし、貧乏だからペットなんて飼えない・・・そんな気持ちを慰めるため、よくその野良猫たちに、ベランダから餌を与えていたものです。 そうして餌を与える事から、毎日の様にベランダに顔を出す様になった、一匹の猫。 野生なので懐いたりはしないものの、餌をやっているうち、随分と傍までやって来てくれる様になりました。 実に愛らしい顔をしたその猫。僕は心の中で、『こいつは僕のペットだ♪』と思いながら、本当に良く餌をやったものです。 と、そんなある日の事。一体何があったのか、その猫が、血だらけでベランダの前に姿を現したのですよ!(驚) 慌てつつも、とりあえず家に運び込み、ストーブの前に寝かせます。 そして家族で、必死の看病。 しかしその甲斐無く、その日の夕刻、猫はあちらの世界へと旅立ってしまったのです。 アパートの裏庭の雪を掘り起こし、凍り付いた地面に穴を開け、猫を安置します。 可愛そうだったけれど、最期のときを暖かなストーブの前で迎えられた事は、この猫にとって幸せだった筈・・・そう自分に言い聞かせながら。 土の上に雪を被せ、黙祷。どうか安らかな、穏やかな眠りがこの猫に訪れます様に。。。 その日の深夜、ふと目が覚めました。 時刻を確認すると、午前2時丁度。 どうしてこんな時刻に目が覚めてしまったのだろう? そんな事を考えながら、腕を動かそうとしました。が・・・。 体が、動かない。 ・・・何だこれ? どうして体が?!(汗) 自分の身に何が起きたのか理解出来ず、それでも目だけは動きますので、怯えながらも周囲を窺います。 しかし、周囲の風景はいつもの部屋と同じ。何ら異変など無く、そこにあったのは、ただのいつもの静寂でした。 と、次の瞬間、耳の奥からはっきりと聞こえて来たのですよ。 ニャーゴ 猫の声。 それは屋外から響いたものでは無く、はっきりと、僕の耳元で聞こえる声。 その場にいる筈の無い猫の声が、低く、まるで唸るかの様に僕の耳に届いたのです。 動かない体、全身を伝う汗。その猫の声が、まるで何か恨みを持っているかの様に感じ、心の底から恐怖しました。 この現象は、それからの7日間、毎晩現れる事になります。 深夜2時丁度に目覚め、体を動かす事叶わず、すぐ耳元で猫の声。決して幻聴とは思えない程に、はっきりと。 ニャーゴ --- はい、理性ある大人ならば、この現象の正体にお気づきですね? 勿論これは、怪奇現象などではありません。 ええ、この現象の正体は、『青少年特有の感情が、体に異変をもたらしたもの』です(笑)。 猫を救えなかった自分・・・深層心理の中で、そこに罪悪感を抱いてしまった。 それが、『まるで恨みでも持っているかの様な猫の声』として、『幻聴』となって現れたのです。 で、深夜2時なのは、僕がその時刻を『丑三つ時』と知っていたから。自分で勝手に選んでいたのですよ、その時刻を。 体が動かなかったのは、きっと寝ぼけていたから。若しくは、ノンレム睡眠中だったからという理由で説明がつきます。 7日でこの現象がぴたりと治まったのは・・・まあ、キリが良かったのでしょうね、丁度一週間だから(笑)。 種を明かせば、こんなに簡単な事。 それを、幽霊だのお化けだのと騒ぎ立てるなど、愚の骨頂。 ええ、断言します。 怪奇現象なんて存在しません!(きっぱり) 観た事の無いものは信じない、それが僕のポリシーですから。 (※2006年1月16日のmoreに書いた、『タータンチェックの女子高生』は、『見間違い』として処理する事にしました) 本日作ったのは、この1品だけです。 [激辛味噌キムチおでん] 一風変わった、おでんとキムチのコラボレーションです♪ 本当は他にも作ろうと思っていたのですが、流石に少々危機感を持ってしまいまして、本日はこの1品だけです。 ちなみに味の方は、結構良い感じに出来ましたよ(笑)。 まあ、普通の人には辛すぎて食べられないかもしれませんが、辛党の僕にとっては、酒に合うとても良い感じの味に仕上がりました♪ ええ、味は問題無いのですよ。味は。 が、どうにもこう、他の問題の方が大きくて・・・(汗)。 ええ、毎度の事ですが。。。 これ食べきるのに、何日かかるだろう?(悩)
by crystalgem
| 2008-02-02 21:35
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