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今日は十五夜なのに、満月じゃありません。(←十五夜は必ず満月だと信じていたので、ちょっとショックな男:笑) で、そんな日ですので、ラジオの天気予報からもこんな話題が。 『今夜は全道的に曇が多いですが、現在の天気図から予測すると、日付が変わった頃には中秋の名月が観られそうです♪』 日付が変わってからって・・・もう十五夜終わってるじゃん!(汗) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 注:今日の記事は、宇宙に興味が無い人にとっては、たぶん読むのが苦痛なだけです。(←久しぶりの警告文だね:笑) --- 今朝、出勤前に見掛けたフジテレビの『とくダネ』という番組で、とても興味深いニュースを目にしました。 しかし何しろ時間が無く、最後まで観られなかったので、職場に行ってからそのニュースを検索してみたのですよ。 で、出て来たのがこれ。 【火星:洞窟か、穴7カ所発見--米探査機が写真】 米航空宇宙局(NASA)は21日、火星周回探査機マーズ・オデッセーが軌道上から撮影した火星表面の写真に、 地下の洞窟の開口部とみられる地形が7カ所見つかったと発表した。 専門家らは「過去に洞窟内で生命が存在した可能性もある」と指摘している。 問題の開口部は南半球の極付近にある火山「アルシア山」の斜面にあり、直径約100~250メートル。 「セブン・シスターズ(7人の姉妹)」と命名され、それぞれに女性の名がつけられた。同山の頂上は周辺の台地より約9000メートル高い。 マーズ・オデッセーに搭載された赤外線カメラで昼夜の温度差を計測したところ、周辺の地表より昼は温度が低く、夜は高いことが分かった。 米地質調査所の研究者らのチームは、地下にある洞窟の開口部だと推測している。 (毎日新聞 2007年9月22日 東京夕刊) 何と、火星の地表面に、直径100~250mもの穴が見つかったと言うのです!(驚) ←ネットで拾った、その写真。 写真を観ると、確かに他のクレーターとは深さが違う様子。 これまでも『人面岩』だの『ピラミッド』だの怪しい話が多かった火星なだけに、そのまま信じるのは憚られますが、面白い話題なのは確かです♪ - 火星に穴が空いている。 そう聞いて、夢のある人が咄嗟に考えるのは、『中に何かいるかも♪』なんて事ですよね?(笑) 今朝の『とくダネ』でも、小倉アナが『中に宇宙人がいる』なんて事を言っていましたが、まあ彼は馬鹿なので放っておきましょう。(←おい:汗) それはともかく、実は僕も、全く同じ事を考えました。ええ、『中に何らかの生物がいるのでは無いか?』、と。 と言っても、僕が想像したのは『カビ』や『苔』の様な、とてもシンプルな生命体の姿でした。 ええ、それは現在の地球の植物ほども進化していない、『最も単純な生き物』の形です。 そう考えた理由は単純ですが、 ・火星の大気はとても希薄である ・その大気の大部分が二酸化炭素で構成されている ・昼と夜の温度差が150℃もある これを地球の常識に照らし合わせた場合、もしも二酸化炭素により呼吸する生命であるならば、動きは極めて鈍重(若しくは動けない)な筈。 そして、この温度差に順応するのですから、体にあまり水分を持たない生命である筈です(でなければ熱膨張に耐えられないから)。 結果、もしもこの穴の中に生命がいたとしても、それは乾燥した生命・・・カビの様なもの、と想像した訳です。 ってまあ、これはあくまでも『地球の常識』に当てはめた場合ですけどね? もしも『二酸化炭素をエネルギーにして活発に活動出来る生命』というのがいるのであれば、勿論、火星人がいる可能性だってゼロではありません。 (まあ、そんな生命がいるなんて、僕には思えませんが) で、生命がいるかどうかの与太話はともかく、そもそもこの穴は何なのでしょう? パッと想像出来るのは、『クレーター』か、若しくは『火山の噴出口』といったところでしょうか。 まあ、穴が真円に近い事を考えれば、火山というのは少々考えづらいですので、どちらかと言えばクレーターの方が可能性が高いかな? しかし写真を観る限り、明らかに他のクレーターとは深さが違う様に感じます。 過去の実験より、 ・どんな角度で衝突しようとも、クレーターは必ず真円になる。 ・衝撃の強さに比例してクレーターは大きくなり、その深さも衝撃力に比例する。 という事が解っていますので、このクレーターだけが深いなどという事はあり得ません。つまり、クレーターでは無い可能性が高いのです。 写真で観た印象では、確かに他のクレーターよりも深そうな感じがしますよね? ええ、このニュースで言っている通り、『穴』にしか観えません。 記事に『研究者チームは地下にある洞窟の開口部と言っている』と書いてありますし、この時点では、本当に穴が空いている様にしか思えないのですよ。 が、この研究チームが言っているのは、少なくとも半分は間違いです。 何しろ、もしもこれが本当に『洞窟の開口部』であったなら、それが真円になるのはおかしいですからね? 仮に『隕石が当たって、地中の空洞部まで貫いた』というのであっても、真円にはならない筈です。 その場合『地表面の弱い部分を破壊するだけ』ですので、地殻の厚さに合わせ、その形はいびつになるでしょうから。 勿論、『偶然丸く穴が空いた』という可能性もありますが、『7箇所全てが真円』というのは妙な話。ええ、幾ら何でも不自然です。 つまりこの穴の正体は、クレーターでも、洞窟の入り口でも無いのです。 この穴はどうやって空いたのか? 穴の中には何があるのか? 入ったらマルコビィッチになれるのか?(←解りづらいギャグ書くなよ:汗) 考えながら、これを撮影した『探査機マーズ・オデッセー』に意識を向けました。 長さ2.2m、高さ1.7m、幅2.6mの小さな箱。この中には、放射線実験装置や熱放射映像システムなどの、ハイテク機器が詰め込まれています。 その他にもバッテリーや通信機器、機体制御の為の装置etc・・・こんなにも小さな箱の中に、驚く程の機械類が、びっちりと入っているのです。 こんなに小さな箱の中に、機械類がびっちり。 これを設計した人間の心理になれば、『要らないものは徹底的に排除』した筈。 もしも僕が設計者だったなら・・・。 探査機のカメラに、連写機能は付けない。 もしもこの仮説が正しかったなら、探査機のカメラは連写が出来ない=写真は一枚ずつしか無いという事。 そして、過去に火星に行った探査機、マーズ・パス・ファインダー、マーズ・グローバル・サーベイヤーもこの穴は発見していないという事実。 これらの情報から、僕が推理した結論。それは・・・。 本当は、穴なんか無い。 というもの。 恐ろしく突飛な考えではありますが、僕はこの写真を観て、こう考えたのですよ。 ・穴に見える物体は、火星と探査機の間に浮かんでいる『宇宙の塵』であり、その影が写真に写っただけ。 穴がほぼ真円に見えるのも、『対象が近すぎてピンぼけしているから』と考えれば簡単に説明が出来ますし、一番の疑問点である、 ・何故今まで何万枚も撮影されて来た火星の写真に、ただの一枚も写っていなかったのか? という疑問も説明出来ます。ええ、今回だけ撮影出来た理由は、『これまでの探査機と撮影システムが違う』からですよ(笑)。 いや~、我ながら面白い仮説を考えたものだ♪ 何て事を思いながら、もう一度このニュースを確認してみました。 するとそこには、今朝の僕が見落としていた、こんな事実が。 『昼夜の温度差を計測したところ、周辺の地表より昼は温度が低く、夜は高いことが分かった』 あ、穴が空いているって、ほぼ間違いの無い事だったのですね。 何しろ、宇宙の塵のせいで地表面の温度が変わるなんて事、あり得ませんから。という事は・・・。 はい、僕の仮説、一瞬にして終了~(悲)。 (ってかそもそも、今冷静に写真を見直してみたら、影の方向で『浮遊物体では無い』という事は明白でしたね:汗) という事で、火星に穴が空いているというのは、どうやら本当の事っぽいです。(←ってかそもそも、NASAの見解に異論を唱えるなよ:汗) では一体、この穴の正体は何なのか? そして、どの様にしてこの穴は生まれたのか? う~ん・・・(汗)。 真実は解りませんが、今の段階では、『宇宙人の秘密基地』と思っておくのが一番楽しそうですね♪ 本日作ったのは、この2品です。 [大根と油揚げの煮物] [秋刀魚 with 南蛮エビシスターズの塩焼き] 秋刀魚がもう一尾と、煮物もまだ残っていますので、明日は今日と全く同じメニューになります。 ええ、ほぼ確実に(笑)。
by crystalgem
| 2007-09-25 23:34
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