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職業上のシックスセンス

今日、移動中のラジオで知ったのですが、現在A型とO型の血液が『危機的状況(不足している)』にあるそうです。

A型なんて日本人に一番多い血液型だし、豊富にありそうに感じますが、考えてみればそれだけ需要も多いのですよね?
そして、何型にでも対応出来るO型は、やはり必要性も高いのでしょう。
とにかく『危機的状況』と聞いては、偽善者として黙ってはいられません。今週末は、献血にレッツゴーです!(笑)


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超能力って信じますか?

僕は信じません。だって、指で擦るだけでスプーンが曲がる筈はありませんし、念じるだけで壊れた時計が動き出す筈がありませんからね?
これだけは断言出来ます。その手の超能力は現実には存在しません、全てトリックです!

何故ここまで言い切れるのか? ・・・理由は簡単、『必要性が無い』からです。

人間の体・・・というか生き物全般の体は、基本的に無駄が無い構造になっています。
歩く為の足、物を掴む為の手、周囲を観察する為の目。
目は敵や獲物を見つけ、足はそれから逃げる為、又は捕らえる為に動く。捕食者が相手に襲いかかるとき、素早く手を動かす。

そうです、全ての生命の体には、基本的に無駄が無いのですよ。
ここに超能力なんて要りますか? スプーン曲げが生きる為に活用出来ますか? トランプの数字を当てたら敵に勝てますか?

これが、僕が『超能力』を全否定する理由です。
地球上の生物は、進化もすれば退化もする。が、それは必要に応じて、体を変化させているからに過ぎない。
要らない能力は捨て、必要な能力を求めて形態変化する、それが『進化』や『退化』なのです。

進化の途中に、スプーン曲げが必要になる場面なんて来ると思いますか? ええ、ある筈が無いのですよ!(本気)


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どうして昨日はブレーキ点検をされなかったのだろう? ・・・今日の移動中、ふとそんな事を思いました。

これは昨日の出来事なのですが、昨日、以前記事にもしたガソリンスタンド(※3月25日の記事参照)に行って来たのですよ。
で、前回はブレーキランプの点検をしてくれたのに、何故か昨日はそれが無かったのです。
昨日はそんな事に全く気づかずに、普通に精算をしてスタンドを出たのですが、ふと思い出したら気になって来てしまって。。。

前回ブレーキランプの点検をしてくれたときは、偶然ですが本当にランプが切れていました。
自分では全く気づいていなかったブレーキランプの球切れ、点検してくれた店員さんには、本当に感謝です♪
このスタンドでは、いつもこうして車の各部の点検をしてくれるのだろう・・・そう思い、これからはこのスタンドで給油する事にしたのですよ。

だから昨日、あのスタンドに行った。が、昨日はランプの点検をされなかった。・・・それは何故?

今からおよそ一ヶ月前、この車のブレーキランプの交換をした事を覚えていたのだろうか?
しかし、僕があのスタンドに入ったのは、前回が初めてでした。
一日に何百台とやって来るだろうガソリンスタンドで、一ヶ月も前に偶然立ち寄った僕の車を覚えていたなんて、到底思えません。

では前回、あの店員さんには、ブレーキランプが切れているのが見えていたのか?

しかしあのとき、店員さんの位置からは、絶対に僕の車の後ろ側は見えていなかった筈。
それは角度的に考えても、間違いの無い事実です。
周囲にはミラーも設置されていなかったし、店員さんに僕の車のブレーキランプの状態を知る術は、恐らく無かったでしょう。

ならばどうしてあのとき、店員さんはブレーキランプのチェックをしたのか。そして、どうして昨日はそれを怠ったのか。

普通に考えれば、『昨日はたまたまランプの点検を忘れた』、若しくは『面倒なのでしなかった』。
・・・それが正解なのでしょうね?
昨日はたまたま点検をしなくて、そして前回は偶然ランプ切れのときにたまたま点検をしただけ、ただそれだけ。

が、何やら釈然としないものが・・・。

いえ、何となく思うのですよ。
前回の給油のとき、あの店員さんには、『ランプ切れが解っていたのでは無いか?』・・・と。

これは僕も何度も経験があるのですが、仕事で書類を眺めているときなど、ふと『違和感』を覚える事があるのですよ。
書類の中の数字、何の変哲も無い数字の羅列の中に、何やら『気持ち悪さ』を感じる。
どうにも気になって、その数字の中身を確認してみると、思い切り単純なミスをしていたりするのです。

表面上は何の変哲も無い数字。誰が見たって、中身の間違いなんて解りません。
なのに気づく、気づいてしまう。これは職業上のシックスセンス、『見えないものを見抜く力』に他なりません。
『超能力』というよりは、経験に基づく感覚ですので、『職人芸』と呼んだ方が近いかもしれませんね(笑)。

あのスタンドの店員さんも、そんな感覚・・・というよりも『勘』で、ブレーキランプが切れている事に気づいたのでは?

・・・今、そんな気がして仕方がありません。


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生命にとって必要の無い能力が存在する筈が無い、故に超能力が存在する筈が無い。
冒頭でそう書きましたが、後半の『ブレーキランプ』や『書類のミス』に気づく能力は、確実に存在すると思います。
それは不可思議な超常現象では無く、経験が成せる、ある種『感覚的』な能力。



ええ、馬鹿みたいなスプーン曲げとは違い、これは『仕事をする上で必要な能力』ですからね(笑)。
by crystalgem | 2007-04-23 23:59
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