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ドラえもんの頭も信心から

いや~、雪、降りますね~(汗)。
今まで殆ど降らなかったのに、いきなりのラストスパートです。

こんな状況。
ようやく降ってくれた雪に感謝するか、今頃降ってももう遅いとブチ切れるか。。。
スキー場のオーナーの気持ちは、複雑でしょうね(笑)。


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『ドラえもん 10,000円より』

今日の移動中、仕事先に向かう車の助手席。
不意にそんな看板が目に入り、思わず目が釘付けになりました。

あのドラえもんが1万円で売られている。
しかも『~より』という事は、きっと5万円とか10万円のドラえもんもある筈。
はるばる未来からやって来た猫型ロボットが、たったの数万円で買えるなんて、凄い店だな~(笑)。

うん。

・・・ってかその前に、これ何の店?

心の中でボケ倒していた自分に軽くツッコミを入れ、それが何の店なのかを確認すべく、周囲を見渡しました。
すると、その店の看板に書かれた店名は、『○×石材』。
そこから推察するに、どうやら先ほどのドラえもんは、石で作った人形の事だった様ですね。

そういえば石材店って、店の前に良く『アンパンマン』や『招き猫』などの石で出来た人形を飾っていますよね(北海道だけかな?)。
そんなものを買う人がいるとも思えませんでしたので、てっきり店の看板代わりに置いているのだと思っていましたが、実はちゃんとした売り物だったのですね。
でも、一体どんな業界からの需要があるのでしょう? 僕にはちょっと想像がつきません(汗)。

石で出来たドラえもん・・・一応人間っぽい形をしているし、ある意味これも地蔵だな。

そんな事を考え、思ったのが、『地蔵』としての需要。
どこかの田舎道の片隅、その土地を守ってくれる神様として、石で出来たドラえもんを安置するのです。
今までの陰気な地蔵と違い、どこか愛嬌のあるお地蔵様。土地の神様になど興味の無かった子供達も、きっと熱心に世話をしてくれる事でしょう♪

まあ、有り難みに関しては、やっぱりノーマルの地蔵の方が上ですけどね? ・・・見慣れているし。
でもこの場合、本当に大切なのは、『形』では無く『気持ち』です。
鰯の頭も信心からと言いますし、喩えどんな外見をしていようが、神仏を敬う気持ちこそ重要な事なのですよ。

道端のドラえもん地蔵を一生懸命に手で磨き、周辺の草むしりをする子供達。
水と線香とお菓子を供え、手を合わせて、じっと目を瞑ります。
そして、心の中でこう祈るのです。


ドラえも~ん、助けてよ~(泣)。


・・・現代の子供社会に、のび太急増の予感が(汗)。
by crystalgem | 2007-03-08 23:15
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