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大雪の隠れ蓑

残業を終えて帰宅すると、家の駐車場が真っ白!

こういうときって、本当に困ります。何しろ、駐車場の白線が見えなくなっていますからね(汗)。
いえ、自分の駐車スペースの場所は何となく解りますよ? きっとこの辺なのだろうな~、という程度で。
でも下手に勘だけで駐車して、隣の陣地まで侵入してしまったら、隣の隣の隣辺りの車の駐車スペースが無くなってしまいます。

念のため、車のドアを開け、スノーブラシで地面をガリガリ。
そうやって白線を探し続ける事、およそ5分。ようやく発見した白線に従い、車を停めました。

駐車場にロードヒーティングが欲しいと、心から思いました(涙)。


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って事で、今日の北海道はかなりの大雪。家の屋根も道路も山も、一面の銀世界です。

そのせいで、街は朝から、至る所で交通渋滞。
そこらで見掛ける路上駐車は、その大半が交通事故を起こしていて、警察待ちという有様です。
雪に慣れている筈の北海道民なのに、降り始めのこの季節は油断しているのか、どうしても事故が多くなってしまいますね(汗)。

そんな渋滞のせいで、今朝のオフィスは遅刻者が続出!
始業時間を過ぎて顔を出した同僚達は、皆、おはようの挨拶もそっちのけで、

「○○で事故があって、渋滞に巻き込まれてしまいましたよ(汗)」
「××では玉突きですよ、全く、酷い渋滞でした~」
「本当、この雪には参ったものだね(笑)」

などと、事故の目撃報告と一緒に、遅刻した理由を説明しあいます。
(いちいち言い訳しなくても、渋滞で遅れた事は、こちらも充分に解っているのですけどね?:笑)
そんな感じで、同僚のほぼ全員が、5~15分の遅刻。
遅れずに定刻にデスクに付いていたのは、僕と数名の同僚(家が近い人)だけでした。

全員が揃ったかな?

そう思い、周囲を見渡したのは、定刻から15分ほどが過ぎた頃。
どうやら一名を除き、他のメンバーは全員無事に仕事に来られた様です。
ほっと胸を撫で下ろすと同時に、軽い不安・・・。

まだ来ていない一人の同僚・・・まさか、事故に巻き込まれているのでは?!(焦)

そんな不安を抱きながらも、黙って彼が現れるのを待ちます。
しかし、20分経っても、25分経っても彼はやって来ません。
もしも事故に遭っていたなら、連絡くらい入るでしょうが、今のところそれも無い・・・。

頭の中に、二つの想像が浮かびます。

①あまりにも酷い渋滞で、未だに到着出来ずにいる
②連絡も出来ない様な事故に巻き込まれている

もしも①ならば、何の心配もありません。ええ、単なる交通渋滞による遅刻ですからね。
が、最悪の②だった場合には・・・携帯で電話の一本もかけられないとなると、それはかなり深刻な事態です。
ええ、それの示す意味は、下手をすれば『意識不明である』という事になりますから。

一体何をしている? 無事なのか、それとも・・・(大汗)。


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そうして始業時間から30分が経過しようという頃、遂に彼が姿を現したのです!(喜)
全身の力がガックリと抜け、自分でも良く解らない汗が、体から染み出しました。
とにかく無事で良かった・・・そう思いながら、彼の顔に目を向けます。

と、そこで僕の心に、軽い疑念が。

彼の髪に付いた、酷い寝癖。そして、赤く潤んだ瞳。
きっと昨日遅かったのでしょうね、ええたぶん間違い無く、寝不足の顔です。

皆で「今日の渋滞は酷かったね~」などと笑い合う反面、どこか、彼を信じ切れていない僕の気持ち・・・。
勿論、仲間を疑うのは良く無い事です。それは充分に承知しているのですが。。。



お前の遅刻の理由、本当に渋滞か?
by crystalgem | 2006-12-04 23:19
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