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想い出は、想い出のままに・・・

荒川静香、美人ですね~♪
今、スマスマを観ながら書いていたのですが、思わず途中で手が止まってしまいました(笑)。


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先日、『懐かしのゲーム・パックマン』をブログの冒頭で紹介しました。
そのせいでしょうか、ここ数日、昔のゲームを思い出して仕方が無いのですよ。


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思えば、僕が生まれて初めて見たテレビゲームは、友達の家にあった『テニス』でした。
時代にして、昭和40年代後半か、50年代前半くらい。画面に現れた棒を、上下に動かしながら玉を跳ね返すという、とっても単純なゲームでした。
それでも子供だった僕に、衝撃的な印象を与えたゲームです。

次に衝撃を受けたのが、『スペースインベーダー』です。
僕が小学生だった頃、近所の喫茶店にあった不思議なテーブル。食事をする為のテーブルなのに、何故かゲームが出来るのですよ。
当時はカラーテレビなんて使っていなくて、白黒テレビを上に向けてテーブルに設置し、カラーのセロファンをガラスの下に忍ばせた代物でした。
それでも僕にとって、夢のようなゲームだったのです。

当時、1ゲーム100円。100円と言えば大金でした。
なので、きっとこのゲームを楽しめるのは、一部のお金持ちだけなのだろうと、子供心に理解していました。
いつかきっと僕が金持ちになったら、このゲームをやってやろう。そう思わせてくれたのが、この『スペースインベーダー』だったのです。

結局、その高価なゲームをする事は、一度もありませんでした。
気が付けば時代は流れ、スペースインベーダーは喫茶店から姿を消して行ったのです。

そうして数年が経ち、世間に『ゼビウス』というものが登場します。
初めて観た瞬間は、正にカルチャーショックでした。
何しろその画像の美しさ! 全てに影が付いていて、立体的に見えるのですよ!(それだけで驚きの時代だったのです)

それから更に時代は流れ、ポリゴンが当然になり、来週には「ファイナルファンタジー12」が発売されるそうです。

初めて「FF7」を観た時には、本当に驚きました。ゲームも、遂にここまで辿り着いたのか!、と。
『ゼビウス』を越えるリアルな映像! 何しろ、キャラクターが全てちゃんと立体なのですからね!

まるで本当に目の前にいる様に、まるで本当にそこに存在しているかの様に、あまりにも自然な風景と人物。
漫画では無く、アニメでも無く、ちゃんと陰影もしっかりとしたその画像。
その美しさに魅了されました。

そのリアリティーは、「FF10」になり更に加速します。
進化したコンピューターグラフィックスによる、超リアルな映像。
目の前に写るこのキャラクター、これは最早、人間です!


・・・が、僕の原点は、やはりこれでした。

『スペースインベーダー』

子供の頃、初めてこれを観た時の感動。
喫茶店のテーブルのくせに、何故かゲームが出来るという感動。
当時、決して手の届かなかった、1ゲーム100円というあまりにも高価な存在・・・。

そして、いつか金持ちになったらやってやるという、子供の頃の決意!


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今日の昼休み、そんな事を思い出しながら、これを見付けてしまいました。

 スペースインベーダー
 http://www.infosakyu.ne.jp/~fjci/game/invaders.html

子供時代、決して手の届かなかった憧れ。
1ゲーム100円という、あまりにも高価な、遠い存在。

それを見付けてしまった僕は、そんな懐かしい感慨に耽りながら、このゲームをクリックしました。
職場のPCに現れた、あまりにも古くさい画面。
ふ、と少し笑いながら、キーボードに手を触れます。

あの頃、あんなにも憧れていたゲーム。それが今では、グーグルで検索するだけで楽しめる時代になりました。
ええ、100円なんて払わなくても、電気代だけでプレイ出来るのです。
色付きのセロファンなんかで誤魔化さなくても、今では白黒テレビなんてどこにも無いのです。

僕が子供の頃、あんなにも憧れていたゲーム。
『スペースインベーダー』
ただ左右のキーとミサイル発射しか無い、単純なゲーム。それでも僕が子供の頃、どれだけこのゲームに憧れを抱いていた事か!
そんな懐かしさ、そして感動を思いながら、キーを打ちます。
そうしてプレイしてみると・・・。


・・・簡単すぎて、つまんない(泣)。


子供の頃、あんなに憧れたゲーム。
しかし時代が進んだせいか、他のゲームをやりすぎたせいか、やっても全くつまらないのですよ(汗)。



・・・。



古き良き時代のゲーム。
しかし、やはり想い出は想い出のまま、封印しておいた方が良かったのかもしれません(汗)。
by crystalgem | 2006-03-13 22:52
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