最近、詐欺業者からのメールが全然届きません。
もしかして、もう諦めてしまったのでしょうか? ・・・何だかちょっと寂しい。(←いや、その反応はおかしい) 今回の事で、一つだけ良かった事がありました。 それは、詐欺業者からのメールが来ていないか、毎日ちゃんとメールをチェックする様になった事です(以前は、気の向いた時にしかチェックしてませんでした)。 どんな災難からでも、得られるものはあるのですね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 実りの秋到来! 我が家にも、今年採れた初物の新米がやって参りました。 北海道米「ななつぼし」で~す♪ 我が家はいつでも北海道米。 ええ、道産子ですので当然です(笑)。 コシヒカリやササニシキやアキタコマチなんて、絶対に買いません! ・・・あっちの方が美味しいのは知ってるけど(汗)。 米と言えば、こんな事がありました。 あれは確か、つい先月、9月の半ば頃のこと。。。 - これは先月のお話 - 仕事での移動中、窓から見えた田園風景。黄金色に実った稲穂が、頭を垂れていました。 見れば、あちらこちらに既に刈り取られた跡が。 季節は秋、収穫の季節です。 「もう刈入れの季節なんですね」 そう僕が言うと、同僚、一言。 「もう八十八日だからね」 えっ?! 同僚の言葉に驚き、思わず聞き返してしまいました。 「あの、八十八日って?・・・」 その同僚、実家が米農家をやっているそうで、いつも収穫時期には仕事を手伝っているそうです。 なので、僕よりは遙かに米について詳しい筈なのですが・・・。 同僚 「ほら、米って八十八って文字が変化して、この漢字になっただろ? それって、植えてから八十八日目で収穫出来るからなんだよ」 その同僚、誇らしげにそう言いますが・・・そうでしたっけ? 僕の記憶が確かなら、米は『八十八の手間がかかるから米』だった筈ですが・・・昔テレビのコマーシャルでもそう言っていたし・・・勘違いだったかな? 念のため、確かめてみることにしました。 僕 「稲を植えたのって、いつ頃ですか?」 同僚 「確か、5月下旬だったと思うよ」 僕 「今年の刈り入れは、いつ頃の予定ですか?」 同僚 「天気が良かったら、今週か来週の末(9月下旬)くらいだね」 つまり、5月下旬に植えて、9月下旬に刈り入れをするという事です。 ちょっと計算してみましょう。 仮に5月31日に植えて、9月30日に収穫したとすると、その日数は121日間。・・・全然、八十八日ではありません。 どうやら勘違いしていたのは僕では無く、同僚の方だった様です。 米の語源は『八十八の手間がかかるから』ですよ。 そう教えてあげようかとも思いましたが、やめておきました。 何しろ相手は米農家の息子です。米に関しての知識を、米の事を何も知らない素人から教えられるのは、気分が悪いだろうと思いましたので。 それにしても、子供の頃から米に親しんで育っただろうその同僚が、こんな勘違いをしているなんて、ちょっと意外ですよね? 『門前の小僧習わぬ経を読む』と言いますが、これは経だから覚えられるだけで、他の仕事には結びつかない諺なのでしょう。 親が農家をしているからと言って、子供にも農業の知識があるとは限らないのです。実際、僕も親の仕事については、全く解りませんしね。 ええ、カエルの子供はカエルじゃありません、おたまじゃくしです。 そのおたまじゃくしが何に育つのかは、その後の人生により様々なのです。 特に、現代人で親と同じカエルに育つのは、数十人に一人でしょう。まあ、親が商売をやっていて、その家の長男というのなら別ですけどね。 ちなみに僕も、親と同じカエルにはならず、普通のサラリーマンになってしまいました。 でも親の姿を見ていると、カエルにならなくて本当に良かったと思います。いえ、大変そうなので(笑)。 ・・・何の話でしたっけ? 本日の手料理は、「焼き茄子の豚挽肉と干しエビソース」です。 これは以前、謎のブロガー(和風麻婆豆腐を作ってくれた人)に教えて貰ったレシピを、自分なりにアレンジしたものです。 きっともっと美味しくなると思いながら、とりあえずチャレンジ! 【所要時間】 ・30分 【材料】 ・茄子(中4本) ・豚挽肉(100g) ・油(たっぷり) ・おろしニンニク(適当) ・干しエビ(適当) ・醤油(適当) 【作り方】 ・フライパンにたっぷりの油を熱し、そこで茄子を徹底的に焼きます。 ・茄子を皿に取り、フライパンに豚挽肉と干しエビを入れて炒め、そこに醤油とおろしニンニクを入れて、適当に炒めます。 ・それを皿に盛った茄子にかけたら、完成です♪ と言う訳で、完成したのがこちら。 はい、見た目はこんなもんです。 で、肝心の味ですが・・・。 ええ、美味しかったですよ? それも、物凄くね。 やっぱり茄子は油と相性がいいですね。徹底的に焼いた茄子の、ちょっと焦げた部分がまた格別に美味かった(笑)。 口の中でね、トロッて言うかフワッて言うか、とにかくまろやかな感じに広がるんですよ。口の中に入れた時に、ぷんとニンニクが香るのがまた良くて(笑)。 もうね、一気に4本ペロッといけてしまいました(笑笑笑)。 が、今回の手料理の評価は。 大失敗です!(泣) 何故なら、オリジナルレシピと、味が何ら変わり無かったからです。 増えたのは、肉とエビの風味だけ。茄子に挽肉とエビを追加しただけ、そんな味だったのですよ。 今回追加した、挽肉と干しエビ。それらが調和する事を願って作った今回の手料理です。が、それらからは、何の効果も引き出せませんでした。 正直言って、オリジナルとどっちが美味いか聞かれたら、多分僕なら、オリジナルを選びます。 食材は、追加すればそれだけ美味しくなると思ったら大間違い! 大切なのは、味のバランスなのです。 間違えないでくださいね? この料理は、本気で旨いです! ただ、オリジナルがあまりにも完璧だった為に、比較すると色褪せてしまうだけなのです。 と言うか、これは僕の主観だけで書いていますので、他の人に聞けば意見も分かれると思います。 自分の舌で判断した結果、これとオリジナルを比較すると・・・100人の人に感想を聞けば、恐らくほぼ真っ二つに意見が分かれるでしょう。 若い人はこのメニュー、歳を取った人はオリジナルの方を評価すると思います。 つまりこれ、クドイんですよ(汗)。 やっぱり、創作レシピは難しいですね。 次回はさっぱりあっさり、もっと美味しい茄子料理を考えてみようと思います。
by crystalgem
| 2005-10-15 21:09
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