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気まぐれスズメのホバリング

今朝、うっかり携帯を家に忘れて出掛けてしまいました。
昼休み、慌てて家に取りに戻ったのですが・・・。
携帯の無い午前中、とても自由な気持ちだったのは、何故なんでしょうね?


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ハチドリという鳥をご存じでしょうか。

体長、僅か数センチ。世界で最も小さい種類の、とても愛らしい鳥です。
これは僕の勝手な想像ですが、この小さな鳥が「ハチドリ」と呼ばれるのは、きっと彼らがホバリングの名手だからなのでしょう。

ホバリングとは、空中静止の事です。まるでヘリコプターの様に、空中の一点に留まる事を言います。
ハチドリは、その翼を一秒間に数十回も羽ばたかせ、この奇跡の様なホバリングを可能にしているのです。
小さな体で空中静止を行うその様は、まるで昆虫のトンボや蜂の様に見えます。
きっと昔の日本人は、その細かく羽ばたき静止する姿を見て、「蜂の様な鳥・ハチドリ」と名付けたのでしょう(しつこい様ですが、これは僕の勝手な想像です:汗)。



会議室の窓の外、一羽のスズメが目に入りました。疲れからか、何となくそのスズメをぼんやりと眺めていました。
すると突然、スズメは飛び上がり、その空中の一点に静止したのです。

あ、ホバリングしてる!

時間にすれば、僅か2~3秒の出来事。しかし僕の目の前で、確かにそのスズメはホバリングをしていたのです。
目の前で起こった出来事に、暫し呆然とします。
正直、驚いていました。何しろ、鳥類でホバリングが出来るのは、ハチドリの仲間だけだと思っていましたから。
もう一度やってくれないものかと、そのスズメの行動を暫く眺め続けましたが、遂に再びホバリングをしてくれる事はありませんでした。

それにしても、スズメがホバリングをするなんて・・・。

考えていました。
どうしてこのスズメが、いきなりそんな事をしたのか。そして、ハチドリよりも遥かに大きく鈍重な体で、どうしてそれが出来たのか。

ハチドリの仲間がホバリングをするのは、餌を採る為です。飛びながら花の蜜を吸う、その為に発達した能力、それがホバリングなのです。
しかし、スズメの餌は、小さな虫や穀物類。ホバリングが必要な場面など、どこにもありません。
普通のスズメにホバリングが可能なのか解りませんが、出来る出来ない以前に、それをする理由が無いのです。

・・・単なる気まぐれだったのかな?

結局、スズメのいきなりの行動が理解出来ず、無理矢理そう結論づけました。
それにその時、僕にはそんな事を悠長に考えている暇はありませんでしたから。



面白いものを見せてくれるのはありがたいけど、会議中にやるのはやめて欲しいものですね。
はい、お陰で、その後の会議に全く集中出来ませんでした(汗)。






今日は早く帰れた(と言うか、無理矢理帰って来た)ので、ちょっと料理をしてみました。
本日のメニューは「一口カツ」です。


【所要時間】
・20分

【材料】
・近所のスーパーで半額になってた、一口カツ用の豚肉
・塩
・胡椒
・小麦粉
・玉子
・パン粉
・揚げ油

【作り方】
・肉に塩胡椒をして、衣を付けて揚げたら完成です♪(←過去最短のレシピ:笑)



と言う訳で、完成したのがこちら。
気まぐれスズメのホバリング_d0044012_2285756.jpg写真では解りづらいですが、これでも揚げたてです。

で、肝心の味ですが・・・。


いきなりこんな事聞くのも何ですが、見た目、どうですか?
並べ方に多少の問題はあるものの、それほど悪くは見えないと思いますが、どうでしょう?
で、食べてみた感想を、率直に書きます。

ただのトンカツを、ここまで不味く作れるのも、ある意味才能かもしれない・・・。

はい、そう言っていいくらいに不味かったです。
どうしてでしょう?
普通に塩胡椒して、普通に衣を付けて、普通に揚げただけなんですけどね。理由は解りませんが、本気で不味いんですよ、これ。
肉の味もボケてるし、全体的な風味もどこかおかしい。

原因を書けないのが残念ですが、今日は失敗だった様です。



ってか、大失敗です!(泣)



揚げ物って簡単そうに見えるけど、本当は難しいんですね(汗)。
by crystalgem | 2005-08-10 22:16
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