人気ブログランキング | 話題のタグを見る

寄る年並みにこんな事

二日酔いで仕事すると、捗ります。
いえ、全く考えないで決断するので。(←そんなにクビになりたいのか?)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


擬音ってありますよね?
ドキッとかバキッとか、その場の状況を言葉で説明する時の表現方法で。

ホームランやヒットを打つバッターの音は「カキーン」だし、気楽なテニスを楽しんでいる時は「パコーン」って感じ。
あと、グリグリとかテケテケなんて訳の解らない擬音になれば、何にでも活用出来る便利な言葉です。
「バリッ」と剥がしたり、「ピタッ」とくっつけたり、「ドカンッ」と爆発させたり、「ピョンッ」と跳ねたり。
擬音って、文字だけで表現する時には本当に便利です。何しろ、文字だけでその場の状況を相手に伝える事が出来るんですから。

でも、中には伝えたくても伝わらない、そんな擬音が存在します。
伝わった気がしても、本当の意味での自分の気持ちとずれてしまう事があるのです。
そんな擬音、沢山ありますよね?

今日ここで紹介するのは、「ぐきっ」です。
よく、腰痛やぎっくり腰になった人を、こんな音で説明しますよね。「ぐきっ」って。

でもね、これって全然嘘ですよ?

本当のぎっくり腰は、「ぐきっ」も「ぎくっ」も「めきっ」も言いません。ただ、骨盤の周囲に激しい電流が流れたかの様な痛みが襲うだけです。
音なんてありません。そこにあるのは、純粋な痛みだけです。

重たい物を持ち上げて、体を捻った瞬間に訪れる激痛。それが腰痛です。
本人だって意識していなかったのに、きっと変な体勢をとっていたんでしょうね。笑顔で作業しながらも、突然激痛に襲われて、その場に蹲るんですよ。
そんな場面を、擬音で「ぐきっ」って・・・。
これね、全然違うんですよ。全く違う。本当に、本人の痛みは「ぐきっ」なんて馬鹿な擬音で表現出来ない位の苦しみなんですから。

・・・。

・・・やっちゃいました。
いえね、普通に荷物を運んでいたんですよ? で、その荷物をそこに入れようとした瞬間・・・。
あの・・・ぐきって・・・いえ、そんな擬音で現せないくらいの激痛が・・・。

はい、正直もう今、いっぱいいっぱいです。




寝ても冷めても痛い、こんな時、どんな擬音を使ったらいいんでしょう?
by crystalgem | 2005-06-09 22:26
<< キャディラックの教訓 こんな朝 >>