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もっと簡単な名前にすれば良かった・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 僕の住んでいる地方は田舎なので、ペットボトルは燃えないゴミとして処理されます。 早くリサイクルされる様にならないかと待っていますが、自治体の準備が全く整っていない様ですので、当分先の事になりそうですね。 で、仕方なく燃えないゴミとして捨てている訳です。 でも、ペットボトルって、本当にかさばるんですよね。空き缶みたいにペッタンコに潰す事が出来ればいいんですが、ペットボトルは弾力があるので、潰しても元に戻ってしまうんですよ。 何とかペットボトルを小さく出来ないかな? そう思い、最初に考えたのが、細かく切り刻む事です。 はさみを手に持ち、ペットボトルを小さく刻みます。が、正直言って面倒くさい。しかも破片が袋を突き破ってしまうという問題も発生しました。 これではいけません。何か、別の方法を考えましょう。 次に考えたのが、小さく折り畳んでガムテープで固定する方法です。 これは成功しました。変形して元に戻ろうとするペットボトルを、ガムテープがうまく押さえてくれます。 が、これでは燃えないゴミを増やす事になります。 確かに燃えないゴミは小さくなるものの、本来ならば燃える筈のガムテープまで、燃えないゴミに分類する結果となってしまうのです。 何か別の方法は無いだろうか。環境問題と、利便性を兼ね揃える方法。 悩みに悩み、そして辿り着いた新たなる作戦。それは、ペットボトルを加熱し、柔らかくして畳む事です。 ペットボトルは石油から出来ています。当然、熱を加えれば柔らかくなるのです。なので、加熱して柔らかくすれば、簡単に折り畳めると考えました。 思いついたら即実行、やってみようじゃありませんか! ペットボトルをお湯に浸けて、と・・・何でしょう、全く柔らかくなりません。どうやら、熱量が足りない様です。 ならば、これでどうだ? 注意:危険ですので、ここから先は絶対に真似しないで下さい 火で炙ってみよう! 相手は石油製品ですので、あり得ない程の熱量を与えれば、変形すると思ったのです。 ガスレンジの火力を最大にセットし、そこにペットボトルをかざします。すると、あの固かったペットボトルが、面白い様に変形して行きました。 加熱変形作戦、大成功です! ・・・と思いきや。 次の瞬間、ラベルに引火! 慌てて吹き消そうとすると、今度はペットボトル本体が燃え始めました! 台所だったので、すぐに水で消火しましたが、一歩間違えれば火事にもなりかねない状態でした。 しかも、冷えたペットボトルは、火で炙る前よりも強度を増しています。その固さ、プラスティック並。こうなるともう、足で踏みつけてもビクともしません。 どうやら加熱変形作戦は失敗だった様です。もう面倒になったので、そのままゴミ袋に突っ込みました。 その後、テレビを観ながら酒を飲んでいると、台所から「ベキッ」という奇妙な音が。何の音かな? 耳をすませると、また「パキッ」。 気になったので見に行くと、ゴミ袋の中で、先ほど炙ったペットボトルが小さく動いていました。 どうやら急激に加熱→急速冷却をしたせいで、ペットボトル本体が周囲の温度と合わず、変化を見せている様です。 微妙に動く様が気持ち悪いので、そのまま放置しておきましたが、その後一時間近くに渡り、台所からは不気味なラップ音が・・・。 馬鹿な真似するものじゃありませんね。これからは、ペットボトルは、素直に足で踏み潰して捨てる事にします。
by crystalgem
| 2005-05-18 22:37
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