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憧れのブルーカラー

午前中の会議が長引いてしまい、しかも午後の日程もびっちり決まっていて、今日は昼休み無しでした(悲)。
当然ですが、昼食も抜き。その後も残業が夜中まで長引いて、空腹状態での仕事です。(;_;)
でもそのお陰で、食間の薬が、初めて食事抜きの状態で飲めましたよ♪

まあ、全く嬉しくはありませんが。(←こういうときの職場の体制にかなりムカついている奴:笑)


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caution!

今日の内容は本気で暗いので、読まない方が良いです。
ええ、かなりマジで(汗)。


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あと一年働いたら、今の仕事を辞めます!(本気で)

これは一年前から決めていた事。
仕事を辞めて全く別の業界に転職したいというのは、就職した当時からの希望ですが、具体的に日付を決めたのは一年前でした。

 - 辞めるつもりなのに、どうしてそんなに期間をおくの?

きっと、殆どの人がそう思うでしょうね。
そんなに嫌で、辞める決意も固まっているのに、何故今すぐに辞めないのかと。
僕もそう思います。今すぐ辞めれば良いのに、と。

僕は本当にこの仕事が嫌いだし、そもそも最初はこんな仕事に就くつもりなど全くありませんでしたし。
試験を受けたらたまたま受かったから、腰掛け気分で何となく就職しただけ。最初から、『転職ありき』の就職だったのです。
若い頃は常に思っていました、それなりの貯金が出来たらすぐに仕事を辞めようと。そして、じっくり『一生の仕事』を探そう、と。

で、気づけばもうこんな歳。何のスキルも持たない人間が転職するには、少々厳しい年齢になってしまいました(汗)。

だから思ったのですよ。
とりあえずあと二年間だけ辛抱して、その間じっくりと行く末を考え、その上で決断しようと。
その場の感情だけで行動しては、失敗したときに一生後悔する。ならば二年間しっかり考え、その上で失敗しよう。そうすれば、悔いは残らない筈だと。

・・・何だか失敗する事が前提になっている様で、少々嫌な考え方ではありますが(汗)。

転職するのを二年後に設定したのは、そのときならばまだ僕が三十代でいられるからです。
39歳と40歳では、イメージが全然違いますよね?
三十代と四十代。同じ雇うならば、絶対に三十代の方が有利ですから。

そして、実際に転職するとして、問題は次の転職先です。
まずは条件を上げましょう。

・僕はそもそもあまり贅沢をしない方ですので、給料は今の半分で良いです。
・少々きつい仕事でも大丈夫です(腰は悪いですが:汗)。
・深夜の仕事でも、最低限の睡眠時間を約束してくれる仕事ならば、文句は言いません。

ただ、たった一つだけ、絶対の条件があります。
それは・・・。


・終わりの時間が、はっきりしている事。


油や泥にまみれても、煙突の煙にむせいでも、時間が来れば家に帰れる・・・そんな仕事が、僕の理想です。
給料なんて安くても良い。少しくらい辛くたって良い。
仮に残業を命ぜられたとしても、その残業が終わる時間が事前に解っている事、それが僕の願うたった一つの条件なのです。

休日が少ないのも全然OKですよ?
土曜日が休みじゃ無くても、日曜日にきっちり休めればそれで全然平気です。
日曜日になれば休める、それが事前に解っているなら、幾らでも耐えられますから。

本当に辛いのは、『終わりの見えない蟻地獄で藻掻き続ける』という事。
今夜は眠れるだろうか、明日は休めるだろうか。期待して裏切られ、また翌週の休みを望み、そしてまた裏切られる。
苦痛の先にあるのは、残業手当の上限という現実。働けど働けど我が暮らし一向に楽にならざり、そうして精神は削り取られて・・・(泣)。


そんな僕が今憧れているのが、『自動車工場の期間工』です。


仕事は大変そう、給料も決して高くは無さそう。
油にまみれて汚なそうだし、油断すれば命に関わる危険さもありそうだし。

でも彼らは時間に正確です。
ちゃんと『何時から何時まで』と基本労働時間が定められているし、残業のある日だって、『今日は何時間の残業』という事がはっきりしています。
そして、働いたら働いただけの給料が貰える。流した汗の分だけ、それが自分への報酬となって返って来るのです。

頑張れば必ず見返りがある。・・・これは僕が若い頃から、ずっと憧れていた労働のスタイルです。

僕の今の仕事は、完全月給制。
最初から貰える金額は決まっており、その月にどれだけ残業をしようが、上限以外は全てサービス残業。
最低限の睡眠時間などという概念は全く無く、徹夜明けでも平気で朝から働かされる。


これ、どこの強制収容所ですか? どこのアウシュビッツですか?!(泣)


僕が欲しいのは、『安心』です。
これだけ働けばこれだけ休める、日曜日に仕事をすれば、代わりに月曜日に休める・・・そんな安心感です。
給料なんて、食べて行けるだけ貰えれば良い。貧乏でも良いから、僕は安心が欲しいのですよっ!(涙)


・・・はい、かなり疲れています(汗)。


でも、実は『期間工に憧れている』というのは本当の事です。
というのも、子供の頃に、銭湯の壁にポスターが貼ってあったのですよ。
確か、トヨタのだったかな? かなりきつい仕事らしく、今から30年も前なのに、その当時で月給30万円とか書かれていました。

当時の月給30万円は、今の貨幣価値に換算したら、軽く50万円以上です。
ただでさえ貧乏な家庭に育った僕は、そのポスターを眺めながら、『大きくなったらきっとここで働こう!』などと思っていたものですよ(遠い目)。


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あと一年働いたら、今の仕事を辞める。
これは割と、本気の決意です。
そして『期間工に憧れる』という気持ちも、決して嘘ではありません。

でもたぶん、期間工にはなりません。
だって・・・。



僕、ヘルニアだし(泣)。
by crystalgem | 2007-03-22 23:59
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