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有閑老人の執念

先日行った献血の結果が送られて来ました。
有閑老人の執念_d0044012_2304898.jpg
GPT 20→21
GOT 36→28
γ 89→80
多少良くはなっていますが。。。微妙な数字(汗)。


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今日の昼過ぎ、車で移動していたときの事です。
視線の向こうの雪原に、一人の老人の姿を見つけました。

・・・あんなところで、一体何をしているのだろう?

僕がそう思ったのは、至極当然の事。
だってそこは単なるだだっ広い広場で、周囲には何も無かったのですからね。
勿論、こんな季節に山菜採りも不自然ですし、散歩している風にも見えませんでしたから。

そして少しずつその老人との距離が縮まって行くと、老人の手に、何かが握られていることに気づきました。

棒? いや、雪かき(除雪)道具か。・・・って、こんな場所で雪かき?!(焦)

その老人が立っていたのは、一面の雪原のど真ん中。
こんな場所で雪かきをするなんて、自衛隊の特殊訓練か、体育会系のクラブ活動のしごきくらいしか思い浮かびません。
しかし老人が持っていたのは、紛れも無く雪かき道具。この老人は、こんな場所でそんなものを持って、一体何をしようとしているのでしょう?

そんな事を考えながら、ついには老人の横を通り過ぎ、バックミラーからもその姿が消えてしまいました。
一体あの老人は何をしようとしていたのか・・・。
気にはなったものの、謎は謎のまま残ってしまいました(汗)。


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そうして用事を終えた、その帰り道。
またしても、先ほど老人を見掛けた辺りに通りかかり、『そういえば・・・』と思い出します。
で、その雪原のあった方に目を向け、僕の目に映った光景に、本気で驚きました。

そこにいたのは、先ほどの老人と、その友人と思われるもう一人の老人。
そして、二人がそこでやっていたのは・・・。


何と、パークゴルフだったのですよ!(驚)


それもきっちり9ホール分、実に綺麗に除雪された、平らな雪原のグリーン(?)で。
そこでようやく気付きます。
先程の老人のやっていた行為、それが、パークゴルフ場の除雪だった事に。

それにしても、これだけの広い面積を自力で除雪するなんて、大変だっただろうに・・・(汗)。



喩えそれが『時間を持て余した老人』とはいえ、物凄い根性だと思いましたよ(笑)。
by crystalgem | 2007-01-16 23:01
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