大切な書類を家に忘れてしまい、慌てて取りに戻りました。
部屋に飛び込むと、朝急いで出掛けたせいで、色んなものが周囲に散らばっていました。 時計を見ると、まだ少し時間に余裕がありました。なので、何となくそれらを片づけ始めたのです。 そうして部屋を綺麗にして、家から出ます。しっかりとドアの鍵を掛け、よしこれで大丈夫、階段を駆け下り、タートル号(僕の愛車)に乗り込みました。 エンジンを掛けようとした時、ふとある事に気付きました。 ・・・肝心の書類、持って来るの忘れたっ!(汗) これは今日、実際にあった出来事です。・・・僕って、やっぱり馬鹿ですか?(泣) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 後輩から、一通のメールが届きました。 それを見た瞬間、ちょっとだけ嬉しくなってしまいます。 理由は・・・彼が、僕の仲良しだったからです(笑)。 --- その後輩と初めて出会ったのは、彼が新人として入って来た時でした。 たまたまその時、僕もその職場で働いていたのですよ。それで、歳も近かったせいか、すぐに仲良くなりました。 あれから数年。今はお互いの転勤により遠くにいますが、今でもよくこうしてメールを交わすのです。 ・・・と言ってもまあ、殆どは仕事のメールですけどね?(笑) --- とりあえず、そのメールを開きました。 するとそこにあったのは、僕が作った書類に関する質問事項、そして修正の必要な点が、箇条書きに記されていました。 ・・・おいおい、こんなに間違えたっけ?(汗) その書類を作った時は、少々仕事が詰まっていた為、ろくにチェックもせずに送っていたのですよ。 なので、きっと2~3箇所は間違いがあるだろうと予測していました。 でも、まさかこんなにも多くの箇所を間違えるとは・・・その失敗の多さに、我ながら情けない気分になってしまいました(汗)。 しかし、落ち込んでいても仕方がありませんので、上から順に処理して行く事にしました。 メールのメッセージをコピーして、その下に空白を作り、そこに答えを書き込んで行きます。 解る部分は即興で記入し、解らない箇所は調べてから記入する・・・割と、時間のかかる仕事でした(汗)。 そうして、ようやく最後の質問まで辿り着きました。 ラスト1個、これさえ処理すれば、先程までやっていた仕事に戻れます。 さてと、どんな問題かな? と、それを読んだ瞬間、思わず吹き出してしまいました。 いえ、ここまでずっと真面目な内容が並んでいたので、すっかり油断していたのですよ。 まさか最後の最後で、こんなフェイントを入れて来るとは・・・。 『Q.どうしたら幸せになれますか?』 馬鹿みたいに真剣な項目を幾つも並べ、最後にこういうくだらないギャグを入れる・・・流石は僕の後輩です(笑)。 で、いつもならば僕もギャグで返すのですが、他に少々急ぎの仕事があったのですよ。 なので、何の捻りも入れず、適当に答えました。 『A.まずはお金を貯めましょう。そうしてある程度の財産が出来た頃、あなたの前に、一人の素敵な女性が現れる筈です。 心優しいその女性は、いずれあなたに、「幸せになれる壺」を売ってくれるでしょう』 そんな適当なメールを打って、仕事に戻りました。 目の前にある仕事、それを機械的にこなして行き、ようやく一息ついた時。 ふと、メールの事を思い出したのですよ。 あの時は適当に返事を書いたメール - 幸せになれる方法。 漠然とながら、思いました。本当に幸せになるには、一体どうしたら良いのだろう? と。 その前に・・・幸せって何なのでしょう? きっと人により、幸せの定義なんてマチマチなのでしょうね。 ある人は家族だったり、ある人は仕事だったり。 殆どの人が『幸せになるには、金が必要』と考えるでしょうが、中にはそんなもの無くても充分に幸せと思う人だっている。 逆に、金は持っていても不幸な人もいる。 では、僕にとっての幸せとは何でしょう? 今が幸せかと聞かれれば、「どっちかというと不幸」と答えるでしょう。 仕事も溜まっているし、安月給だし。この状態、決して幸せとは言えません。 でも、不幸かと聞かれると、「比較的そうだけど、不幸と言えるほど不幸では無い」という曖昧な答えになってしまいます。 ってか、自分がどうなったら幸せな状態なのかが、あまりにも漠然としすぎて解らないのですよ(汗)。 金持ちになったら幸せか? と聞かれれば、う~んと悩むでしょう。 結婚すれば幸せになるか? と聞かれれば、「たぶん・・・もっと不幸になるかな?」と答えるでしょう。 好きな車に乗れたら幸せか? と聞かれれば、笑顔で「幸せ♪」と答えるに違いありません。ええ、僕は車好きなので(笑)。 でも、ならば車にさえ乗れればそれでいいのか? と聞かれれば、決してそうではありません。 人生は、そんなに単純ではありませんからね。車という、たった一つの幸せで満足出来る人間なんて、きっといないでしょうから。 何だかテーマが漠然としすぎて、自分でもどうしたらいいのか解らなくなって来ましたが・・・。 幸せの定義、少なくとも、これだけは言えます。 今日、これだけ考えて来て、これだけは確信出来ました。 これは、今まできっと誰も気付かなかっただろう、真実です。 『ポン酢醤油がある事』は、幸せとは無関係です。(←その意味が解る人、30歳以上だけだと思うよ?:汗)
by crystalgem
| 2006-04-21 23:20
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