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氷上の人形

北海道の冬の風物詩、「札幌雪祭り」が、本日開幕となりました。
書くまでもありませんが、この雪祭り、日本はもとより世界中から観光客がやって来る一大イベントです。
これからの数日間、札幌はこのイベントで大騒ぎなのですよ!!!(笑)
これが始まった以上、僕も黙ってはいられませんよ? ええ、いつもの年の通り、こうするのですっ!

この祭りが終わるまでの間、会場付近に近づくのをやめます。(←渋滞が嫌いな奴:笑)


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今日、点けっぱなしにしていたテレビから、トリノの話題が流れて来ました。

いよいよ始まりますね、冬季五輪! 開幕は今週の金曜日、2月10日です。
見所はやっぱり、女子フィギュアスケートですよね♪ 安藤美姫と荒川静香の活躍に期待です!(←おい、村主忘れてるぞ)

それにしても、フィギュアの選手って、美人が多いですよね。
正に「フィギュア」の名の通り、人形の様に可愛い選手ばかりです。ええ、安藤にしても荒川にしてもね。(←おい、また村主忘れてるぞ?:汗)
と、ここで思いました。

・・・フィギュアって、本当に人形って意味なの?

氷の上を華麗に滑る、人形の様な女の子たち。
だからフィギュアなのだと思っていましたが・・・でもそうなると、男子フィギュアはどうなるのでしょう?

まあ、男子も「人形」と言えなくもありませんが、何となく可愛く無いですよね?
氷の上で「バービー」や「リカちゃん」が踊っているならば絵になるかもしれませんが、「GIジョー」や「ウルトラマン」だと不気味なだけですから。

何となく気になったので、調べてみました。
すると、どうやらフィギュアは「人形」では無く、「図形」という意味だった様です。

そもそものフィギュアのルールは、『身長の約3倍の8の字を、氷上にいかにして正確に描くか』という競技で、今の様な氷上舞踊とは全く違ったものでした。
採点の基準は、「3回ずつ滑る弧がいかに真円か」、「ターンがクリーンか」、「3回が同じ大きさか」です。
起源は1800年代、英国やオーストリアで行われていた様です。
それにしても・・・。

氷の上に、正確な8の字を描く競技・・・これ、観ていて面白いですかね?

きっと音楽だって無かったでしょうし、正確な図形を描かなければならないのですから、選手達の顔は引きつっていた筈です。
だって集中しなければ、真円など描く事は出来ませんからね。
ただ真剣に、じっと氷の上を見つめる。真冬の寒空の下、額から流れ落ちる一筋の汗。
息を止め、氷の上をクルクルと・・・。


たぶん僕なら、こんなのテレビ中継していたって、絶対に観ません(汗)。


あ、そうか。だから今の形になったんだ。

観ていてもつまらないから、少しでも観客を愉しませる様、改良されて行ったのでしょう。
ただ氷の上を滑るだけの単調な競技に、スピンを入れ、ジャンプを入れ、エンターテイメント的要素をどんどん取り入れて行き、そして今の形に辿り着いたのです。
楽しい競技だから、選手の顔には微笑みがあります。そして、それを観る観客達の顔にも、自然と笑みが零れるのです。

・・・語源なんてどうでもいいですよね?(笑)

観客達にとって、彼女らは「氷上を滑る人形」です。
まるで妖精のような彼女らの演技、生きた人形の華麗な滑りとアクションを、僕達観客は待ち望んでいるのです。




10日から始まるトリノ五輪。安藤美姫と荒川静香の活躍に期待ですね!(←だから、村主忘れてるって!:汗)
by crystalgem | 2006-02-06 23:07
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